むーくんを担当した
心臓外科の先生のお話を少し。
2000グラムに満たない
小さいむーくんの心臓の血管を
切ったり繋いだりする手術は
神経をとことんすり減らし、
繊細な技術を求められるもの
だったことでしょう。
それに加え術前も術後も、
私たちへの説明は絵を描きながら
とても丁寧に細やかにしてくださいました。
「家族への説明」も
決しておざなりにせず、
医療者と家族とが
大事な手術を乗り越えるために
一緒になって闘ってくれているのが
全力で伝わってきました。
そういえば週末からずっと夜中まで
病院にいらっしゃる・・・。
「ほとんど寝ておられないでしょう?」と
尋ねると、
少し笑顔になって、
「こればかりは仕方ないんです」
と答えられました。
このような先生がおられるお陰で、
助かる命があるのだと痛感しました。
むーくんもその1人ですね。
むーくんがいつか大きくなって
元気になったら、
きっとその姿を見せに行って、
一緒に「ありがとう」を
お伝えしたいなあ…。。。
(先生はその後まもなく異動されて
関東の方に行かれたそうです。。
お身体だけはどうぞ大切に…)
↑心外の先生が説明の時に描いてくださったもの