兵庫県立こども病院に転院して早々、
気管の軟化症の部分を支えるために
置いていた外ステント除去と、
大動脈釣り上げ術を行ったむーくん。
手術が6時間もかかったのは、
「前回の手術の時の癒着がひどかった」
からだそうです。
手術される先生方も大変だったと思うけど、
子どもの体にもさぞ負担だったろう。
大動脈を釣り上げはしたものの、
気管の形自体はそう変わらなかったそう。
外ステントを除去した代わりに
軟化症の部分を糸で外側に引っ張って
内腔を広げる処置もしてもらいましたが、
現時点ではそれがどこまで機能しているかは
分からない、とのことでした。
当時私たちは(その後諸々の展開もあって)
ここまでの負荷をかけて
どうしてもこの時点で
やらないといけなかった手術なのか、
と疑問に思う部分もありました。
でも後々考えたら、
「外ステントは取っておいて良かった」です。
でなければむーくんが大きくなった今でも
大動脈穿破(せんぱ)の恐怖と
隣り合わせだったはずですから。
そしてこの手術をするべき、という発想は、
福岡にずっといたらきっと永遠に
出てこなかったと思うので…。。。