鎮静を完全に切ったその日の夜。
再挿管になった、
との電話が入りました。
呼吸が苦しくなってしまったとの
ことでした。
頭のどこかで
抜管はそう簡単ではない、と
思っていたのですが、
期待もしていたので、
ショックな気持ちは隠せませんでした。
再挿管になった理由としては、
「まだ軟化症の程度がひどく
呼吸のたびに気管がひしゃげてしまう」
ことのほか、
「軟化症の部分が細いので
痰を出し切れないのではないか」
とのことでした。
転院して早々の
初めての抜管トライだったので、
その理由にも納得していました。