進め!ちびっこ気管切開児

気管切開をしているけれど、元気いっぱいの6歳児を追ったブログです。病気や気管切開、病院選びや進路についてなど、過去を振り返りながら記録していきます。

窒息しかける

抜管トライ6日目のこと。

痰がなかなか出せない状態の中、

突然モニターがピコピコ鳴り出しました。

 

モニター画面を見ると、

サチュレーション(体内の酸素濃度)が

急激に下がっています。

むーくんも一瞬で

唇の色が青くなっていました。

痰が詰まって窒息しかけていたのです。

 

看護師さんが慌てて吸引しましたが

普段と同じマッサージくらいでは

痰が引けません。

すると看護師さんはむーくんを転がしたり

ひっくり返したりして動かしました。

そのおかげで痰も動き、

その後の吸引で

粘っこい痰がゴッソリ引けました。

 

むーくんはすぐ落ち着いて

事なきを得ましたが、

痰による窒息の恐ろしさを

目の当たりにしました。

 

そして、ベテランの看護師さんの

瞬時の判断と処置に救われたことに

心から感謝しました。