むーくんはここにきて
「声帯麻痺」であると言い渡されました。
麻痺はなぜ起こったのか…
兵庫こどもに来た最初の頃に検査した時の
画像を見ると、
声帯は開いていました。
先天性のものではなさそうでした。
考えられる可能性として。
1.生死の境を彷徨った縦隔炎によって、
縦隔付近にある反回神経(声帯の動きを司る)が
傷ついたのか。
2.長期挿管によって、硬い異物がずっと
声帯付近にあったために傷が付き、
固まってしまったか。
その両方である可能性もありました。
反回神経が傷ついたことによる
一時的な麻痺なら、
神経が修復される可能性がありましたが、
治るなら数ヶ月以内…
縦隔炎の手術からすでに4か月が
経過していました。
「声帯が正中位で止まったまま、
自力では治らないだろう」疾患。
だんだんと現実が見えてきました…。