進め!ちびっこ気管切開児

気管切開をしているけれど、元気いっぱいの5歳児を追ったブログです。病気や気管切開、病院選びや進路についてなど、過去を振り返りながら記録していきます。

声出しの練習

【むーくんの経緯】

1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!

 

 

 

 

全身麻酔での検査の翌日、

声が出せるかどうかの練習をしました。

 

カニューレのサイズが大きければ大きいほど

気管切開口から取り込める酸素の量が増えて

本人の呼吸自体は楽になるのですが、

太めの管が入っている分

いわゆるリーク(隙間)が減って

声帯まで空気が抜けなくなります。

 

むーくんは普段付けている

内径3.5ミリから3ミリに変えて

声が出せるか練習してみました。

 

あ、あ、と声を出してもらおうとするも、

そのままの状態ではなかなか出ません。

カニューレの穴を指で押さえる

(空気が穴から逃げないようにする)と

少し声が出ました!!

これで人工鼻をテープなどでふさいで

呼吸さえ出来れば

日常的に声を出す練習が出来るのですが…

人工鼻をふさいでみると

むーくんはかなり苦しそうでした。

呼吸が出来るほど鼻口から

呼気が通っていないようでした。

 

耳鼻科で声帯の状態も診てもらいました。

やはり、全然動いていませんでした。

声は、声帯の左右の膜が

真ん中に寄る時の振動で出ます。

むーくんの声帯は真ん中で固まっていたので

声を出す、という意味では

物理的に有利そうに思えました。

 

でもほとんど出せないところを見ると、

声帯があまりにも強く真ん中で閉じ過ぎていて

振動さえ起こらないのか…

 

いずれにしても、

成長の上で重要な声を獲得するのは

遠い道筋だと

感じずにはいられませんでした。