【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
療育センターの入園式の日が
やってきました。
Sセンターの3歳〜5歳児、
知的・肢体クラスは大所帯で、
合わせて90人前後の子どもたちが
在籍しています。
その人数が一堂に集い、
ギュウギュウ詰めでの式典です。
(当時はコロナが無かったので
全員参加が可能でした)
新入園児にとっては新しい場所、
加えて大人数、と、
不安要素が重なって
大泣きする子どもや
その場から離れようとする子など
さまざま。
むーくんもやや緊張した表情でしたが、
私が横にいたのもあってか
落ち着いて過ごせました。
その後、クラスに分かれて
自己紹介等が行われました。
クラスは縦割りで編成されていて、
年長さん4人、年中さん1人、
新入園児4人の9人のクラスに、
先生が3人!という手厚い体制です。
新入園児に、むーくんと同じ
気管切開をしているお友達もいて、
同じような境遇の家族がいる、と、
とても心強く感じたのでした。