【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
療育センターには屋内プールがあって、
年間を通してプール保育が行われていました。
また、夏の期間は園庭にプールを出して
水遊びを楽しんでいました。
気管切開児は、水が天敵です。
首の気管切開口に水が入ると
肺に直結!なため、
基本的にザバンと水に浸かることは
できません。
ただ、子どもたちが大概そうであるように、
むーくんももれなく水遊びが大好きだったので、
全く何もできないのは
不憫だなーと思っていました。
先生と相談し、大きい深い室内プールは、
寒い時期は控えて
夏の暑い時期に数回、
プールサイドに小さいプールを出して
そこでパチャパチャしつつ、
大きいプールに足をつけるなど
雰囲気を味わう、ということに。
また、園庭プールでも
1〜2人用の小さいプールを出してもらい、
おヘソくらいまでの水の量で
遊ぶ、ということになりました。
夏の園庭プールは頻度が多かったので、
もしそういった配慮がなかったら
きっとむーくん、クラスで1人
寂しい思いをしていたことでしょう。
看護師さんがピタッとくっついて
目の前で見ていてくれ、
入る場所こそ違うものの、
お友達の近くで水に入れて、
参加している!と感じさせてくれる
園の考えが非常にありがたかったです。