【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
成育医療センターに入院するにあたって
無事マクドナルドハウスを利用できると
1週間前に連絡を受けていました。
ほぼ半日かけて福岡から東京の成育まで
無事に到着した私たちは、
同じ敷地内にある
マクドナルドハウスに入りました。
まずは、諸々説明があったり記入したりの
手続きがあった後に、
ハウス内のオリエンテーションです。
ダイニングには、シンクやコンロなどの
キッチンスペースが数セットあります。
炊飯器や調理器具も揃っていて、
宿泊している家族が
自由に料理が出来るようになっていました。
ゴミの捨て方など
利用者がルールとマナーを守って
利用しているのはもちろんですが、
ボランティアの方々が
いつもピカピカに保ってくださっているようでした。
お部屋は、ベッドとお風呂・トイレがあります。
ホテルのような、というよりは、
海外のお家の一室をイメージしたような
温もりのある雰囲気。
部屋に入ると、
旅の疲れがスッと癒えるような
落ち着いた気持ちになれました。
オモチャやDVDなどがある
キッズスペースもありました。
むーくんはこのキッズスペースや、
エントランスにあるガラス戸の中の
お気に入りの陶器の人形を
惚れ惚れと見るなどして
入院までの時間を過ごしました。
むーくんにもきっと
翌日からの入院の緊張なども
あったと思うのですが、
普段以上に楽しそうにしていて、
私たちも安心したのでした。