【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
4歳を目前に声が出だしたむーくん。
声が出だしただけでもそれはもう
すごいことでしたが、
通常の子どものような普通の音声には
程遠いものでした。
かすれがひどくて、不明瞭ですし、
いわゆる「アクセント」のようなものを
作り出すことも出来ません。
絞り出すように声を出すのが精一杯で、
1語1語を短く言うことしか出来ませんでした。
そんな中、むーくんは自分でも
いろいろ模索していたのでしょう、
ある時「高音の裏声」を出せることを発見しました。
裏声だと、息が声帯を楽に通るようなのです。
そして、子どもらしい、かわいい声になるのです!!
普通の声に、たまに裏声を織り交ぜながら
むーくんは「しゃべる」楽しさを
覚えていったのでした。
ちなみに…
朝はほとんど喋らないけど、
夕方になるにつれ饒舌になっていく謎…
(確かにワタシも午後の方が声は出やすいし…)
色々と理由はあるのでしょうかね^^