【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
むーくんは5歳になっていましたので、
以前のように病室で
ワタシの姿が見えないことで
ギャン泣きすることはなくなっていました。
もちろん短時間に限りますが、
ちょっと売店行ってくるね、
が可能になっていました。
が、今回の入院は違いました。
それは痰が多すぎるせいです。
この日までは夫がいて、
交代で常に付き添っていたので
ちょっとご飯食べに行く、
ちょっとシャワーあびてくる、に
何の問題もなかったのですが、
夫が仕事のため福岡に帰ったことで
一変しました。
困った。動けない^^;
夫の代わりに母が来てくれることに
なっていて、
到着後、一度は一緒に
マックハウスに行って
色々説明したり手続きしたり
しないといけないのですが、
そこで吸引する人がいなくなる、
という状況が生まれることに気付き、
はたと困りました。
吸引したと思ったらすぐに
ゴロゴロと痰の音がしだし、
ギリギリ待っても10分に一回は
吸引しないといけないむーくん。
いくら近いとはいえ、
マックハウスの往復だけで
10分かかってしまいます。
そこで、看護師さんに相談しましたが、
「なかなか、ずっと側にいることは
難しい」とのこと。
サチュレーションが下がって
モニターが鳴ったら来てくれるのでしょうけど、
ゴロゴロと痰がたまったまま
呼吸がしづらい状況が
長くなるであろうことは
簡単に想像が出来ました。
「吸引して欲しい時はナースコール
押すんだよ」
と伝えても、いつがその時か分からずに
押せなさそう…^^;
私が困っていると、
その日担当だった看護師さんが、
「お母さんがマックハウスに
行かれている間、
むーくんの身体拭きをしたりして
なるべく居られるようにしますね」
と言ってくださいました。
もう、こんなにありがたいことはありません。
この言葉に、かなり気持ちが楽になりました。
おかげで、無事に母と落ち合うことが出来、
マックハウスにて手続きを行うことが
出来たのでした。