【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、抜管が出来ずに福岡市立こども病院→兵庫県立こども病院に転院。縦隔炎を経て生後半年で気管切開手術。8か月半の入院生活を終えて自宅での生活がスタートしました!
母がいてくれるので、むーくんから
少し離れることが出来ていました。
吸引は(教えてはいるけれど)
なかなか実践は出来ないようですが、
気管切開口からゴホンと出た痰を
拭いてくれたり、
むーくんがしんどくなった時などは
看護師さんを呼んだりもできるので
すごく助かっていました。
普段、ばあばは同じ九州でも
車で4時間以上かかる場所にいるので、
なかなか会えないのですが、
むーくんとばあばの間には
昔から固い絆のようなものがあって、
とても仲良しでした^^
ただ、入院中で、しかもむーくんが
喋れないとなると
状況は変わるようで…
ある時、私が売店に行っている時に
母から電話がかかってきたので
どうしたのかと思ったら、
「むーくんが人口鼻を外し、
バルブがしたいと言って大泣きしている」
とのこと。
慌てて戻ってみると、
普段あんなに仲良しの2人が
なんだか気まずい雰囲気…^^;
声が出せないので、
ばあばに伝えたいことが伝わらず、
悲しくなっての行動のようです。
いまはステントが入っていて
声帯を通しての呼吸が全くできないため、
バルブを使ったら窒息です。
話せず、バルブも使えず、
大泣きしているむーくんも
不憫に思いましたし、
むーくんとプチ喧嘩をせざるをえない
状況に置かれている母にも
申し訳なく思いました。。。
もっと楽しい場でたくさん会いたかったろうに…。
それでも、結果的には
この入院付き添いで
2人の絆はもっと強まった!?
気もしているのですが…(^ω^)