【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、転院するなど試行錯誤するも抜管が出来ず、生後半年で気管切開手術。生まれてから8か月半の入院生活後、自宅生活を開始しました。その後「声帯の固着」が分かり、抜管へ向けて声帯の手術を行いました。
療育センターでは
年長になったら全員が
発達検査を受けることになっていました。
進学先をどうするか、の指標にするためです。
進学のための発達検査は
「田中ビネー」というもので、
これまでとはまた違った検査方法でした。
内容は抽象的なものが増えていきます。
例えば、
「飲む時に使うものは?」
「うさぎは早い、カメは?」
なんていう質問。
むーくんは曖昧な指示や
慣れない質問に対して
答えるのが難しいようでした。
(私は一緒に入れなかったので
後で聞いた話です)
検査結果は、思った以上に
良くありませんでした。
数字だけで言うと「支援級」ライン。
検査してくれる先生に
「4歳からやっと声が出るようになったから、
言葉での発出面では定型発達と
だいぶ差があるはずだ」と訴えましたが、
あまり関係のない情報と思ったのか、
それとも「発達上4歳からしか発語がなかった」
と勘違いされたのか、
聞き流されました^^;
自宅での受け答えと
検査結果との相違も感じていました。
これが今後の進路を考えるにあたっての
基盤になると思うと…
少しショックでもありました。