進め!ちびっこ気管切開児

気管切開をしているけれど、元気いっぱいの6歳児を追ったブログです。病気や気管切開、病院選びや進路についてなど、過去を振り返りながら記録していきます。

食事形態「普通」になれるか!?

【むーくんの経緯】

1700g台の低出生体重で生まれる。呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」による気管の狭窄が判明。生後23日目に血管輪除去手術。気管軟化症が残り、転院するなど試行錯誤するも抜管が出来ず、生後半年で気管切開手術。生まれてから8か月半の入院生活後、自宅生活を開始しました。その後「声帯の固着」が分かり、抜管へ向けて声帯の手術を行いました。

 

 

 

 

むーくん、療育センターの給食は

年長になっても「きざみ」で過ごしていました。

みじん→あらみじん→きざみ

と、進歩こそしているものの、

食べ方に関しては相変わらず

ダイナミックさに欠け、

モグモグにとても時間のかかる印象でした。

 

夏の初め頃、

ようやく食事形態を

「きざみ」から「普通」に

変えてみようか、という話になりました。

 

変えてみようか、ですぐ変えられる訳ではなく…

毎度STさんの確認が入ります。

小学校では療育センターのように

食事の形態に関しての対応は出来ないので、

私もドキドキしながら一緒に様子を

見ていました。

ここで普通になっておきたい…!!

 

課題は「お肉」。繊維が多く、

噛み切るのが難しいのです。

鶏肉のちょっとした塊を口に入れるむーくん。

ニコニコしながらモグモグしています。

ひとまず1塊は無事ゴックンできました。

続いて2塊目…

 

カミカミして、ゴックンする際、

ちょっとオエっとなるむーくん((((;゚Д゚)))))

これって…もしや、アウトなのでは…!??

 

と思いましたが、

そこで担任の先生が助け舟。

「さっきの、皮があったから、皮は難しいよねー」

 

STの先生も同意してくれて、

条件付きで「合格点」をくれました!!

大きいものや皮のように噛み切りにくいものは、

ハサミでカットする、というもの。

 

良かった…

ホッとしました。

これで晴れて(オマケだけど)「普通」形態の

給食になります^^

 

年長さんでようやく…ですが、

むーくんはゆっくり、しっかり

前へと進んでくれていました。