【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。生まれてずっと呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」と判明。生後23日目に血管輪除去手術をするも、気管軟化症が残り自力で呼吸が出来ず気管挿管が続く。福岡→兵庫(気管に詳しい)に転院するも抜管できず、生後半年で気管切開。生まれて8か月半の入院生活後、ようやく自宅に帰れる。その後、呼吸苦の大きな原因が「声帯の固着」と分かり、抜管に向け声帯に軟骨を埋め込む手術を行い、半年後抜管に成功!
運動機能・遊びの観察が終わった後は、
面接相談です。
面接は、どこぞの校長先生と1対2(親子)で行います。
この方の考えが、進路決定に響く、と言っても
過言ではありません。
むーくんの面接官は、
特別支援学校の校長先生でした。
この学校には知的や情緒とは別に
「病弱クラス」があり、
医療的ケア児や身体が弱いお子さんが
通っておられるので、
その辺のことも理解できる方が
面接官になられたのかな?と思いました。
それにしても、校長先生…
ヒゲの強面のオジ様…
(見た目で萎縮しそうなんですけどーっ)
そのせいなのか定かではありませんが、
むーくん、衝撃的に反応が悪かった!!
名前とかは答えられたものの、
担任の名前を聞かれて、しばらく考えてから
答えられたのは1人だけ。
(数ヶ月前のSTの検査の時は4人とも
スムーズに答えていました笑)
園ではどんなことをするの?
という質問にめちゃくちゃ悩み…
質問を変えてもらって
「きょうは何した?」という質問にも
真剣に悩んで答えられず^^;
1年生になって何をしたい?と聞かれて、
ずーーーーっと悩んだ後、
「食べる」と答えたむーくん^^;
そんなイメージなんだーと
つい笑ってしまいました。
園でも、小学校に入ったら
給食がんばらなきゃね、と言われて
食べることを頑張っているからでしょうかね笑
しかし、「通常級」を希望している親としては
この面接の状況、笑っていられない…^^;
あまりの答えられなさに
私が鎮痛の面持ちでいると、
校長先生が
「でもねお母さん、むーくんはすごーく
頭の中で考えていますよ」
とフォローしてくださいました。
むーくんが目を動かし、
正解を探している姿を見ていてくれたのです。
そういう所をちゃんと見てもらえるんだな、
と思って
(見た目は怖かったけど)
校長先生を見る目が変わったのでした。