進め!ちびっこ気管切開児

気管切開をしているけれど、元気いっぱいの6歳児を追ったブログです。病気や気管切開、病院選びや進路についてなど、過去を振り返りながら記録していきます。

就学相談④面接相談(母とのやり取り編)

【むーくんの経緯】

1700g台の低出生体重で生まれる。生まれてずっと呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」と判明。生後23日目に血管輪除去手術をするも、気管軟化症が残り自力で呼吸が出来ず気管挿管が続く。福岡→兵庫(気管に詳しい)に転院するも抜管できず、生後半年で気管切開。生まれて8か月半の入院生活後、ようやく自宅に帰れる。その後、呼吸苦の大きな原因が「声帯の固着」と分かり、抜管に向け声帯に軟骨を埋め込む手術を行い、半年後抜管に成功!

 

 

 

 

就学相談、

きょうは私と校長先生とのやり取りについてのお話です。

 

むーくんが校長先生とやり取りした際、

全くもって

受け答えがうまくいかなかったので、

きっと厳しいことを言われるのだろうな、

という覚悟はしていました。

 

校長先生は私の希望が「通常級」

であることを汲んだ上で、

「学習のフォローを支援級でしっかりしてもらい、

自信がついてから通常級、の方がいいかも」

と言われました。

 

ただ、と続ける校長先生。

「4月の発達検査の結果と比べると、

かなりの違いを感じていて、

実際に会うとかなり伸びていると感じる。

言語のスタートが4歳と考えると、

まだまだ伸びるだろう。」

 

そして、こう締めくくってくださいました。

「11月に就学相談の結果は送られてくるけど、

これまでの(病気などの)経緯を考えても、

あと半年あるから、半年の間にまた伸びるだろうし、

悩んでいい。悩んでください。」と。

 

校長先生のお話は

現実を知るものでもありましたが、

希望を感じるものでもありました。

「悩んでいい」と言われるだけで、

自分たちで考え、選択してもいいんだ、

と感じさせてくれます。

 

このシーンだけで考えると、

「就学相談」がきちんと意味を成して

1つの「指標」として有るなあと感じます。

(問題はその後「結果」なるものが

送られてきたり…という所かと…)

 

面接相談が終わり、

最後は医療相談です。

この話はまた次回に書きますね。