【むーくんの経緯】
1700g台の低出生体重で生まれる。生まれてずっと呼吸苦が続くため検査したところ、心臓の血管が気管に巻きつく「血管輪」と判明。生後23日目に血管輪除去手術をするも、気管軟化症が残り自力で呼吸が出来ず気管挿管が続く。福岡→兵庫(気管に詳しい)に転院するも抜管できず、生後半年で気管切開。生まれて8か月半の入院生活後、ようやく自宅に帰れる。その後、呼吸苦の大きな原因が「声帯の固着」と分かり、抜管に向け声帯に軟骨を埋め込む手術を行い、半年後抜管に成功!
すっかり更新が遅くなってしまいました。
さてきょうは地域の小学校に
面談に行った時のお話です。
1月下旬、発達教育センターの担当者、
小学校の校長先生・教頭先生が参加しての
面談が行われました。
むーくんの将来?が決まる
大事な面談と踏んだ我が家は、
夫と揃って学校に出向きました。
(むーくんは通園中)
発達教育センターの方が
「支援級に行ってくださいね」という所を
どう「通常級に行きたい!」と乗り切るか、
こちらは闘う?気満々で、
緊張と気合い?で顔が強ばっていたと思うのですが、
校長先生はそんな雰囲気を察してか、
初っ端から
「緊張されてると思うけど、
きょうは特別支援学級に行きなさい、
とかそういう話ではありません。
スムーズに入学できるようにするための
お話なので、リラックスしてください」
と仰ってくれたおかげで、
肩の力がいっぺんに抜けました。
お話する内容も、「通常級ありき」
の話に終始しました。
現時点でのむーくんの気になる点、
◎風邪を引いた時は痰が増え、
首のテープを学校で替える可能性があること
◎首にまだ穴が空いているため
水泳は出来ないこと
◎声が小さいこと
などを改めて伝えました。
校長先生からは、
◎大勢の中で指示が聞けるか
◎トイレなどは全部自分で出来るか
◎箸を使えるか
など具体的な質問があり、
そういったことがヘルプ無しでも
出来ると伝えると
安心したようでした。
もう一つ、
手先が器用じゃなく、
工作などの経験も乏しいため
絵や工作などが苦手、と伝えると、
校長先生は満面の笑みで、
「いろんな物が出来ますよ」
とおっしゃいました。
得意な人も不得意な人もいて、
それぞれですよ、
という意味の言葉に、
こちらもとても安心しました。
一緒に来てくださった
発達教育センターの方は
この流れなのであえて口を挟まず、
終始見守ってくれていました。
こうして小学校との面談は終了!
思わぬスムーズな展開に、
気持ちは高揚していました。
むーくんは通常級に行ってもいいんだ!!
もちろん、この時点で
ハッキリ結果が出た訳ではないけれど、
この話の流れで結果「支援級」ということは
ないだろうと想像が出来ました。
むーくんのことを認めてもらえた気がして、
嬉しくてたまりませんでした。